腰痛 治療

薬物による腰痛治療

腰痛治療にはいろいろな方法がありますが、その中の一つに薬物療法があります。腰痛で悩んでいる人には、腰痛の治療方法として薬物療法があると言うのは既にご存知の人も多いと思います。しかしながら、実際のところどのように薬物で治療されているか、っているという人は少ないでしょう。腰痛の薬物療法と言うのはおもに、消炎鎮痛剤や筋肉弛緩剤というもの使用しています。

 

消炎鎮痛剤という名前はよく耳にすることがあると思います。痛みが起こっている部分には必ず炎症が見られます。この炎症を抑えることによって、痛みを緩和してくれる薬が消炎鎮痛剤というものです。一言で消炎鎮痛剤と言っても種類は様々なものがあり、内服薬や座薬などがあります

 

他にも、消炎鎮痛剤が使用されている湿布や塗り薬などもあります。ただ、痛みの深い部分にまでは効果が現れないようですが、痛みのある部分に集中的に使用することで即効性があると言われています。筋肉弛緩剤に関しては、緊張している筋肉やけいれんを起こしてしまっている筋肉をほぐすことによって、痛みの症状を緩和してくれる薬があっています。

 

しかし、この筋肉弛緩剤は胃腸機能の障害をもたらすような副作用が現れる場合があるので注意しなければいけません。病院で筋肉弛緩剤を処方される場合は一緒に胃腸薬を処方されることが多くあります。腰痛治療で使用される薬物には、この二種類の他にもあります。例を挙げれば、ビタミン系の場合は、ビタミンBやビタミンEなどもよく処方されることがあります。

 

ビタミンBと言うのは、神経の働きを活発化させる効果があり、しびれを緩和させてくれる働きがあります。またビタミンEには血行を促進する効果があり、筋肉の緊張をほぐしてくれる働きがあります。

 

しかしながら、薬物療法と言うのはあくまでも、対処療法にしかすぎないということを理解しておかなければいけません。ある程度の期間、痛みを抑えることはできますが、根本的な治療にはなっていないと言うのを認識しておかなければいきません。