腰痛　治療

もし、背中にしびれを感じるようであれば、まずは、原因を考えるようにしましょう。原因がすぐに解るのであれば、大きな問題はありません。例を挙げれば、痺れを感じる少し前まで長時間慣れない体勢でいたなどというケースでは、一時的に血行が悪くなった状態なので、特に心配する必要はありません。

筋肉疲労などが原因でくるしびれであれば、患部をマッサージしたりストレッチなどを行うことによって早く治まるケースがほとんどです。このように簡単にわかる原因であれば心配することはありませんが、背中のしびれの原因には、内臓疾患のサインであるケースも少なからずあるので注意しなければいけません。

内臓疾患で大病が潜んでいる可能性が高い場合の特徴としては考えられるのは、背中だけでなく手足もしびれるなどといった、他の部位にもしびれがあるケースです。また、背中や手足のしびれだけでなく、頭痛を伴う場合なども要注意となるので気を付けるようにしてください。

このような症状に考えられるのは、椎間板ヘルニアや内臓疾患の可能性があります。重度の内臓疾患であれば、発見が遅れてしまうと死に至るようなものも少なくないので十分に注意しなければいけません。どのような病気でも同じことが言えますが、早期に発見し、治療をしていれば簡単に治るような病気でも、無理に我慢をしたりすることで、取り返しがつかなくなる事が多くあります。

死に至るようなことにならないまでも、病気を治すまでの治療期間が長くなったり、薬で治せたような病気が悪化した為に手術まで必要になるケースもあります。背中の痺れの原因がはっきりしない期間は、不安がつきまとうことになるので精神的にも良いことはありません。

症状を我慢して放置する事には、何のメリットもありません。逆にデメリットは、挙げるとキリがないほどたくさんあります。ですので、背中のしびれの症状を感じるようであれば面倒がらずに病院で診察を受けるようにしてください。