腰痛 治療

背中の痛みと甲状腺の関係

背中に痛みを感じる原因には様々なものが考えられますが、背中に痛みを感じる事と甲状腺の病気の関係性というのは、現段階においては、解明されていない部分が多く残っています。

 

人間の体というのは甲状腺の働きがスムーズに行われていないと、血行が悪くなります。血行が悪くなると、体に老廃物がつまる可能性も必然的に高くなってきます。甲状腺の病気を抱える人が、肩こりや腰痛に悩まされる傾向にあるとうのは、老廃物がつまるからだといわれています

 

肩こりや腰痛というのは、軽度のものであればマッサージやストレッチで回復することがありますが、重度のものになると、広範囲に痛みが広がったように感じる事が少なからずあり悩みの種となります。というのも、体が自然に弱っていたり痛みがでたりする部位をあまり使わないようにと、その他の器官が弱っている部位や痛みが出ている部分をかばおうとする為に起こります。

 

問題のないところに負荷が大きくかかってしまうと、肩の痛みが首に進み、首の痛みは頭に進み、腰の痛みは足や背中に進む、といったようにどんどん転移するようになります。これが甲状腺の病気と背中の痛みの関係性として、考えられる唯一の要因となっています。

 

このことから、甲状腺が原因で起こる背中の痛みに関しては、血行をよくする栄養素を意識して摂取するようにしたり、ストレッチをしたり、マッサージをしたりといった、こりの予防を行うのが有効と言えます。また、甲状腺治療の薬の中には、胃に負担がかかってしまうタイプのものがあるので注意しなければいけません

 

胃の痛みというのは背中の痛みと関係性が強いといわれているので、何か思い当たる事があるようであれば、薬のタイプを変更できないか担当医に相談するようにしましょう。胃痛が原因となって起こる背中の痛みであれば、胃への負担を軽減するようにすれば、改善される可能性が高いです。