腰痛 治療

腰痛と更年期障害

女性の場合には年齢を重ねることによって更年期障害という症状がどうしても起こります。40代半ばから50代半ばになると、女性ホルモンを分泌する卵巣の機能が低下するようになり、女性ホルモンのバランスが崩れることが多くなります。

 

女性ホルモンのバランスの崩れによって、のぼせや急激な発汗を感じたりすることがあったり、頭痛・腰痛・倦怠感などという症状が出ることを更年期障害と言います。

 

更年期に入る前のわかりやすい兆候として挙げられるのは、今まで規則正しくきていた月経の周期に変化が現れてきます。とても短くなったり、月に2回が月経が来てしまったりと、周期が乱れ始めます。

 

周期が短くなったり、長くなったりといった状態を繰り返していくうちに、閉経となってしまいます。元々、肩こりや腰痛で悩まされていた方が、更年期に入ることによって、更に症状が悪化するようなケースもでてきます

 

肩こりや腰痛原因として挙げられるのは、背筋や腹筋の筋力が低下があったり、ホルモンバランスが崩れてしまうことによって、骨盤の歪みを作り出してしまうケースがあったり、色々なことが考えられます。

 

また、単純に運動不足といったことも原因の一つとしてあげられるでしょう。肩こりや腰痛を解消するためにも、入浴中にマッサージをしてみたり、お風呂上りや寝る前に簡単なストレッチをしたりするのも良いでしょう。

 

あとは、日常の生活の中でできるだけ運動することを心がけるようにしましょう。更年期障害になると体のあらゆる部分に不調をきたすようになりますが、体に不調があらわれるだけでなく、考え過ぎて気持ちが落ち込んでしまうようなことがあったり、クヨクヨしてしまったり、鬱の状態に陥りやすくなってしまうことが特徴となっています

 

ですので、運動が苦手という人は日中にウォーキングをしてみると良いでしょう。運動不足の解消にもつながりますし、まったく運動しない状態でいるより、外に出た方が気分も開放的になるでしょう。症状が色々とあらわれる更年期障害ですが、自分にあった解決策を見つけて、上手く付き合っていくようにしましょう。